月の満ち欠け

地球の周りを公転している月。太陽に照らされている部分が変わることで、月が満ちたり欠けたりしているように見えます。地球の周りを一周するのが約29.5日のサイクルで、私たちにも馴染みある歴の基準、1ヶ月です。

pen_ashによるPixabayからの画像


古来人間は、太陽の光や月の光を活動のための灯りとして、生活サイクルや歴の基準にして、活用してきました。物事や命のサイクルと同じように、時間にもサイクルがあり、巡り繰り返されるものとして捉えられています。

月のサイクルは、新しく生まれる新月、三日月、半分くらいの月は上弦の月、満月に近づいていく十三夜月、そして約半月の15日目頃に十五夜、満月を迎え、少しずつ欠けていく十六夜月(いざよいづき)、欠けていく半月は下弦の月、消えていく直前の二十六夜月、そして完全に消えてしまう新月がまためぐってきます。


月のサイクルに関連付けられた言い伝えや、適しているとされる生活リズムや活動を紹介します。


【新月から半月まで】

・スタートの時期なので、新しい活動の開始

・短期計画の種をまく


【半月から満月まで】

・物事が満ちてゆくタイミングなので、増加や拡大の完成のために調整する


【満月】

・物事が満ちて結果の出る時


【満月から半月まで】

・長期計画の種をまく

・長期計画に沿ったメンテナンスや方針の再検討


【半月から新月】

・不要なものをそぎ落とす

・何かを手放す